橘オレコ先生作、大正時代における身分違いの恋とサスペンスの要素を掛け合わせた大人気コミック『ホタルの嫁入り』。
物語が進むにつれヒロイン紗登子とヒーロー進平以外にも多くのキャラクターが登場し、先の展開が気になります。
そこで今回はいち早く、ネタバレ40話について最新話の考察と感想までご紹介!
『ホタルの嫁入り』登場人物たちの行く末が一体どうなるのか、徹底考察していきます。
ネタバレ40話の感想や最新話の口コミも徹底的に調査したので、ネタバレされたくない方は気を付けてくださいね。
Contents
ホタルの嫁入りネタバレ40話最新話考察!
まずは『ホタルの嫁入り』のざっくりとしたあらすじをおさらいしましょう。
ヒロイン桐ケ谷紗登子は、美しい容姿を持ちながら心臓に病を患った華族の令嬢です。
体が弱い自分を愛し育ててくれた父に恩返しするため、家のためになる結婚を望んでいた紗登子ですが、ある日町へ出かけた際に誘拐されてしまいました。
紗登子は誘拐犯から生きて逃げるため、誘拐先で出会った殺し屋・後藤進平と「逃がしてくれたら婚約して桐ケ谷家の財産をあげる」と取引を持ち掛けます。
取引を受け入れた進平は、紗登子の誘拐先である天女島から脱出するため協力することに。
脱出作戦の最中で進平の優しさに惹かれていく紗登子と、一途で愛の重すぎる進平の恋、そして天女島に住まう人々との群像劇が描かれた作品です。
ホタルの嫁入りネタバレ考察:39話のあらすじ
天女島のナンバーワン遊女・朝霧を島に縛り付けている元凶・柳田をどうにかするため、女装して柳田の屋敷に乗り込んだ進平。
刀を突き付けて「島から出て行かなければ殺す」と脅しますが、進平が凄腕の殺し屋だと知っているはずの柳田は余裕の態度を崩しません。
柳田の指示で彼の部下たちが一斉に拳銃で進平を攻撃しますが、なんと進平は向けられた弾丸をすべて避けきります。
しかし多勢に無勢、やはり進平が不利かと思われた時、斧を持った巨漢が屋敷に押し入ってきて、柳田とその部下を攻撃!
進平が振り返れば、これまで敵対していたはずの三枝一家、そして紗登子の護衛である康太郎が助太刀にやってきていたのでした。
一気に形勢逆転した進平達は柳田を追い詰めます。
命乞いをする柳田ですが、愛する朝霧を傷つけられた三枝は彼女の仇を討つように柳田の顔を切りつけ、「女の悲しみを背負って生きろ」と吐き捨てます。
これまで厄介な敵役だった三枝がヒーローに見える名シーンです♪
ホタルの嫁入りネタバレ40話考察:三枝と朝霧はどうなる?
40話ではようやく落ち着いて話す機会ができた三枝と朝霧の一幕が描かれています。
無事柳田をこらしめることに成功し、もう朝霧を縛るものは何もありません。
ここで二人は完全に両思いであることが判明し、二人の愛が通じ合いました。
朝霧は三枝を殺されたくないがために柳田に従い、三枝は朝霧を守りたいがために島に残り続けていたのです。
では両想いになった二人の今後はどうなるのでしょうか?
もともと三枝は、紗登子に協力する条件として朝霧の身請けを提示していました。
二人の想いが通じ合ったのですから、今後三枝は予定通り朝霧と結ばれるのではないかと考えられます。
ただ二人で島を出ていくのかというと、今のところ二人ともその気はなさそう・・・。
三枝は天女島を守るヤクザの頭領でもあるわけで、そうやすやすと職務を放棄できるとは限りません。
また朝霧も、遊女は辞めるものの島でのんびり暮らすとつもりのようです。
けれど愛する人と共にいられるなら、たとえ治安の悪い天女島でも幸せに暮らしていけそうな気がしますよね。
ホタルの嫁入りネタバレ40話考察:進平と沙都子は島を出る?
進平と紗登子が今後島を出るかどうかは、フィフティフィフティといったところです。
二人の目標は島を出て桐ケ谷家に戻ることですが、紗登子が進平への恋心を自覚したために目標への意欲が揺らいでしまうのではないかと考えられます。
ここまでのストーリーを見ていても、進平と紗登子の恋は順調に育っているのは間違いありません。
進平は柳田討伐を祝うため開かれた祝宴の席で、紗登子に近づく不埒な男に刀を向けてけん制するなど相変わらず一途に紗登子を想っている様子が伝わります。
紗登子を守るときだけ恋敵の康太郎と気が合うのは面白いポイントですね♪
またこれまでの物語を通じて進平への想いを募らせてきた紗登子は、自分の想いを自覚してから「家のため」という考えから抜け出したように見えます。
宴会でも実家にいた頃とは見違えるような、晴れやかな笑顔で三味線を奏でる姿が印象的です。
明らかに桐ケ谷の「家」に対する執着のようなものは薄れているように思えます。
彼女がひとつひっかかるとしたら、大好きな父にもう一度会いたい、という点でしょうか。
しかしこの点についても、第1話の冒頭で出てきた手紙の内容、その手紙を読んでいるのが紗登子の父と仮定すると、紗登子は家には帰らない可能性が濃厚です。
40話は、紗登子が進平を呼び出し二人で宴会を抜け出すところで終わっています。
この後紗登子は進平に何を話すのか、その内容によっては島から出ないという選択肢もありそうです。
ホタルの嫁入りネタバレ40話考察:康太郎はどう動く?
39話では柳田を追い詰めるために共闘した康太郎ですが、本来彼の目的は紗登子を桐ケ谷家に連れ帰ること。
紗登子が進平と恋に落ち、家に帰ることさえ怪しくなってきたため、康太郎は確実に進平とぶつかるはずです。
これまでも進平が紗登子の共に行動することを認められず、紗登子に説得されたことで一旦は矛を収めていた康太郎。
彼は意外と頑固なので、たとえ紗登子が望んで家に帰らないと言っても聞き入れないかもしれません。
桐ケ谷家の護衛として、そして紗登子を愛する一人の男として、すべてに折り合いをつけるには進平と戦うほか道はなさそうです。
紗登子を巡る戦いを進平に申し込み、一対一の決闘によって白黒はっきりさせようとする可能性はかなり高いと考えられます。
40話ではあまり出番がなかったので、次の話で見せ場があるのか気になりますね。
ホタルの嫁入りネタバレ40話最新話考察!感想も紹介
バタバタとした柳田戦が終わり、比較的ゆったりとしたシーンが多く描かれた40話。
三枝と朝霧の想いが通じ合うシーンは、二人の会話が冷静で「大人の恋愛」といった風情の中に熱い恋情が隠されていて胸がキュンとすること間違いなし!
祝宴で楽しそうに三味線を弾く紗登子の様子も、体が弱いが故に寂しい幼少期を送ってきたことを知っているだけに感動の涙が出そうになります。
紗登子が進平を呼び出したところで終わっているので、これから二人がどんな話をするのか気になってたまりません。
もしかすると、とうとう告白するのかも・・・?
そんな40話を呼んだ読者の方の口コミはどうなっているのか、徹底調査してみました♪
ホタルの嫁入り最新話の口コミ
前回の39話が激動の回だっただけあって、今回の40話を読んでほっこりした、幸せそうな描写が良いという口コミが多くみられました。
紗登子の笑顔、イイ!
ここまでで一番素敵な笑顔でした。
個人的に40話のハイライトは朝霧さんと三枝さんのやり取りが1番好きすぎる。
紗都子、カッコイイね。
本当に、大好き。
芯を持って己を貫いているところ、本当に好き。
あの頃叶わなかった騒がしい日常が今叶って良かったね
特に紗登子の笑顔が見られて良かったという意見が圧倒的に多くありました!
いろいろな葛藤やしがらみを一時忘れ、年相応に無邪気に笑う紗登子に胸打たれたファンは数知れず・・・。
紗登子が切望していた賑やかな情景、そこで楽しむ彼女を見ていると、なんだか親や親せきの気持ちになってしまいますね。
しかしまだ紗登子誘拐事件は全く解決していないので、今話がそんな明るいシーンが多かっただけに、今後の展開が少し恐ろしくも感じてしまいます。
まとめ
『ホタルの嫁入り』ネタバレ40話の、今後の考察と最新話の感想をまとめました。
それにしても、読者の方の感想を見てみると『ホタルの嫁入り』がどれだけ人気の漫画で、続きが楽しみにされているかよく分かりますね。
ネタバレ40話ではまだ明かされていない部分も多くあります。
紗登子誘拐事件は無事解決するのか、紗登子と進平、康太郎は島を無事脱出するのか、そして紗登子と進平の恋は進展するのかなどなど・・・気になる部分が満載です。
この記事でした考察も、次回であっという間に覆されてしまうかも?
今後の展開がどんな形になるのか、心して待ちましょう!
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