主演に柳楽優弥を迎え、豪華キャストによる実写ドラマ化が公開されてからさらに注目を集めているのは、二宮正明さんの漫画「ガンニバル」です。
主人公の阿川大悟が、「供花村(くげむら)」に駐在員として新しく赴任したところから物語は始まります。
ある日山中で起きた事件をきっかけに、人食いが行われているのではないかと大悟が疑い、村人など協力を得ながら謎を解明していく物語となっています。
ガンニバルの物語が進む中で、主人公の後藤銀の死因や、若い頃のこと、銀の母親は誰なのかなど気になっている方が多いのではないでしょうか。
この記事では、後藤銀の死因や母親は誰なのかについてネタバレでご紹介しています。
また、銀の若い頃の姿についてもネタバレでご紹介していきます。
ガンニバルをより楽しむために、ぜひ最後までご覧ください♪
Contents
ガンニバルの後藤銀の死因は何?
早速ガンニバルのネタバレになりますが、後藤銀は一体誰に殺されたのか死因について紹介していきたいと思います。
銀は「あの人」と村人から恐れられている、息子・白銀に食い殺されて、最期を迎えました。
しかし、銀は初めから白銀に食い殺されたのではありません。
銀が、白銀に食い殺されて最期を迎えるまでには村人の思惑などが関係しています。
これまで助産師として勤めてきた銀により、村の子供が生贄にされてきたことを知った村人たちはその事に対して銀へ恨みを持ちます。
そして、銀へ恨みをもった村人たちは銀を山の中へと連れ去ります。
村人たちは山の中で、農具などを使い銀を滅多打ちにして殺そうとしたのですが、熊が出たと恐れた村人が逃げ出します。
村人が熊と思って恐れたのは、実は熊ではなく白銀でした。
白銀は、母親だということも区別がつかず食べようとしており銀は愕然としますが、白銀は「カアチャ」と言葉を発します。
その言葉で、銀は白銀からの愛情だと受け取り、食べられることを受け入れたのでした。
こうして、後藤銀は白銀に食い殺されて最期を迎えることになります。
ガンニバルの後藤銀の死因は病気?
銀は、クールー病(通称は狂い病:治療不能で、遺体を食べることで発症する病気)にかかっていたため、死因はクールー病だった可能性があります。
大悟の前任者である狩野が供花村で人食いが行われているといち早く気づき、内緒で銀を病院に連れてきていました。
その際に銀は、クールー病の症状の1つである「笑う」症状が出ていたと、診察を行った中村医師が話しています。
銀は生き延びるために人食いを行っていましたが、年齢を重ねるごとに1人では歩けないなど病に侵されていていきました。
このことから白銀により食い殺されたとご紹介しましたが、銀の体はクールー病で既にボロボロの状態であり、病気のため死んだ可能性は大いにあり得ます。
また、恨みや白銀を生かしたいという強い思いが、病に犯された銀を突き動かしていたのではないかと思われます。
そして、銀や白銀が追いやられた山の中で生きていくためには、人を襲い食べて生きていくしか方法がなかったのかもしれません。
ガンニバルの後藤銀の若い頃もネタバレ紹介
次に銀の若いころや母親が誰なのかを徹底調査してご紹介していきます。
作中で、銀の母親は供花村の一番の美人だったということが分かっています。
銀が若い頃に育ての親である後藤定から銀の母親について聞き、自分を苦しめる供花村を自分の支配下にしようと銀は突き進みます。
当時、後藤家の次期当主であった金次から暴力などを受けていた銀は、いつか自分が供花村で権力を持つ人間になるんだと決心したのです。
銀の母親は供花村で一番の美人だったということが理由で、村の男たちからかわれましたが、飢餓になると捨てられてしまいました。
銀は、奉納祭から逃げ出した女の娘というレッテルを貼られており、村人から白い目で見られていたため供花村への怒りや恨みが強かったのと考えられます。
その後銀は後藤家を破滅させて、後藤家の当主になり、これまでの後藤家とは違い村人に手を差し伸べます。
そして息子である白銀を生きる神として崇めるように仕立て、奉納祭では神に人間を捧げるように洗脳をしていきます。
さらに村唯一の助産師である銀は、子供を取り上げる振りをして子供を死産としながら、白銀を生かすために食べる用の子供を選んでいました。
ガンニバルの後藤銀と金次との関係は?
銀と金次の2人の関係は、命の恩人であり、血の繋がりはありません。
供花村で起きた飢餓を鎮めるための奉納祭をする際、生贄とされたのが銀の母親でしたが、彼女はそれを拒否して逃げます。
その彼女を救ったのが、当時後藤家の次期当主であった後藤定と息子の金次でした。
定が銀に伝える場面がありますが、「お前と血の繋がりはない」と話します。
さらに銀の母親を助けた時には、すでに母親は身ごもっていたことも伝えます。
生まれたときから銀は、奉納祭から逃げ出した女の子供と村人から白い目で見られていたため、定が後藤家で引き取り育てたのです。
しかしこれは暴力を振るわれたり、母親と同じように扱われるなど、銀が後藤家や供花村に対して恨みを持つきっかけにもなりました。
ガンニバルの正宗は後藤銀のことが好きだった?
正宗は、銀のことが好きだったとは言えません。
なぜなら、当初正宗は村人に対して非道な行為を繰り返していた金次に関心があったからです。
しかし父親の吉宗と金次が、供花村での立ち振る舞い方について協定を結んだことで状況が変わります。
このことにより銀は、供花村を支配するために2人以外で味方を作る必要がありました。
そこで銀が目をつけたのが来乃神神社の次期神主であった正宗です。
味方として引き込むため、銀は自分の美しい外見を活かして誘惑して正宗を洗脳していきます。
銀の誘惑を警戒していた金次や吉宗から「銀から利用されているだけ」と警告されますが、銀の誘惑を前に正宗は二人に耳を傾けません。
二人の警告よりも前に、すでに正宗は銀の誘惑により溺れていたため、呆けていることが多くなります。
このことから銀のことが好きだったのではなく、銀の誘惑に負けたと考えられます。
また銀と正宗は、吉宗と金次により引き離されることになりますが、その後、銀が身ごもっていることがわかります。
物語の中では白銀の父親が誰かは明かされていませんが、しがらみのない世界や、銀と正宗の2人で作る真っ白な世界という意味を込めて、正宗が「白銀」と名付けました。
ガンニバルの後藤銀の若い頃は何巻で読める?
壮絶な後藤銀の過去は、単行本10巻で読むことができます。
10巻は全て過去編の1冊となっていますので、後藤銀はどのようにして供花村を支配していったのか、その起源となる悲しくも恐怖で包まれている内容をじっくり読むことが出来ます。
10巻を読んだ方の、感想を集めました。
ガンニバル10巻まで終わった。 もう銀さんの過去が想像の遥か先の見えない所まで行っちゃっててつらすぎる。 一巻ごとに休憩挟まないと読めない漫画久しぶり…
ジメジメした昔の閉鎖的な村独特のイヤ〜な雰囲気は過去最高。
ガンニバル10巻まで読んだ。もぉ凄すぎてわけわからん。とりあえず後藤銀とあの人がトラウマなんです。
ガンニバルは全13巻なので、この過去編から物語はラストスパートに突入します。
是非、二宮正明先生の迫力のある画力と共に後藤銀の生い立ちの恐怖を感じてください。
まとめ
この記事ではガンニバルのネタバレで後藤銀の死因や、若い頃のエピソード、銀の母親は誰なのかについてご紹介しました。
ガンニバルでは、物語が進むにつれて後藤銀の死因や、そこにどんな背景があるのかなどが徐々に明らかになっていきます。
その中で後藤銀の若い頃はどんな女性であったのかや、母親が誰であったのかなどもファンの方は気になり、ネタバレでもいいから知りたい!という方も多いですよね♪
記事内では、ガンニバルのネタバレで後藤銀の死因や、若い頃のエピソード、銀の母親は誰なのかについてに加えて銀の本当の死因などについてもご紹介しています。
見逃した方はもう一度記事をもう一度記事をチェックしてみてください。
この記事を読んで、ガンニバルの復習や深掘りをしていただき、またガンニバルを読むきっかけになれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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