ジャンププラスにて連載されており、2024年4月にはアニメ化も果たした大人気漫画「怪獣8号」。
ところがこの漫画に対し「テンポ悪い」「つまらなくなった」と、マイナスの評判が出てきているという噂が・・・。
ネット上では打ち切りになるのではという話にまで発展してしまっている様子で、ファンからすると焦ってしまう状況ですよね。
「怪獣8号」がつまらなくなった、テンポ悪いと言われてしまう原因は一体なんなのでしょうか?
また本当に打ち切りになる可能性があるのか、噂の真偽を徹底調査しました♪
Contents
怪獣8号はつまらなくなった!
「怪獣8号」がつまらなくなったと言われる主な理由は以下の3つです。
- 主人公カフカのキャラクター設定がキモイ
- 怪獣9号の目的が分からず飽きてしまう
- テンプレ的展開が多すぎる
「怪獣8号」は、ジャンププラスの中でも看板コミックと言っていいほど人気の作品。
更新日にはランキング上位に必ずランクインするほど、続きを待ち望んでいるファンが多いのが実情です。
それにもかかわらずジャンププラスのコメント欄には批判的なものもいくつか見られ、それらを読み解いていくと上記のような理由に行きつきます。
かなり痛烈な批判も含まれているようですが、具体的にどんな部分が批判につながっているのか、上記3点を軸にもう少し深掘りしてみましょう。
怪獣8号がつまらなくなったと言われる理由
まず一つ目の理由として挙がってきたのが、主人公カフカのキャラクター設定がキモイという意見です。
少年漫画の主人公がキモイという評価を受けるとは、なかなか辛辣ですね・・・。
キモさを売りにしているキャラクターならともかく、カフカは少年漫画の主人公らしさと、挫折を経験した大人の人間くささを併せ持つ魅力的なキャラクターとして描かれています。
それなのに何故キモイと言われてしまうのでしょうか?
キモイと感じてしまう理由にはいろいろありますが、一番大きい理由は主人公の女性関係のようです。
主人公カフカがキモイと言われるのは何故?
主人公カフカには幼馴染の亜白ミナという女性がいます。
彼女はカフカと同じく防衛隊になることを夢見ていた女性で、夢破れたカフカとは反対に防衛隊の師団長候補にまで上り詰めた実力者。
多くの隊員の憧れの的となっている彼女に、カフカもまた尊敬と憧れの念を抱いています。
しかしカフカがいつまでもミナに対し未練たらしい感情をもって執着している様子が、一部の読者にキモイという印象を与えてしまったようです。
また物語のもう一人のヒロイン、四ノ宮キコルとの関係性もカフカがキモイと言われしまう原因の一つ。
32歳のカフカと16歳のキコルは一回り以上の年の差がある上、うだつの上がらないおじさんキャラとツンデレ系ロリヒロインという構図に抵抗を覚えた人もいたようです。
怪獣9号の目的が分からず飽きてしまう
「怪獣8号」がつまらなくなったと言われる理由2つ目が、怪獣9号の存在意義についてです。
怪獣9号は敵キャラクターとしてカフカたちと対峙する存在ですが、単行本10巻が発売されてもなお彼の目的はよく分かっていません。
何か大きな目的が合って行動しているらしいことは分かっても、防衛隊と敵対する理由すら分かっていないのが現状です。
ミステリアスな敵キャラクターと言えば少年漫画では王道ですが、あまりに長いことその存在目的が分からないままなのでしびれを切らして飽きてしまう読者もいる様子。
謎を謎のまま放置されている感覚になってつまらないと思ってしまうようです。
もちろん作者の方には意図があるはずなので、今後の展開で怪獣9号の謎も明らかになっていくはず。
しかし答えを知るにはもうしばらく長い目で見る必要がありそうですね。
テンプレ的展開が多すぎる
「怪獣8号」がつまらなくなったと言われる理由3つ目は、物語の展開がテンプレ的であること。
平凡だった主人公が突然力を手に入れて強くなっていく展開や、夢を叶えた幼馴染とうだつの上がらない自分という構図、ツンデレな第2のヒロインなどなど・・・。
「怪獣8号」はこれまで人気漫画で多く取り入れられてきたテンプレ展開がてんこもりとなっています。
そのため物語の展開も予想しやすく、想定通りに進んでいくストーリーにつまらないと感じてしまう読者が出てしまったようです。
もちろんすべてがテンプレというわけではなく、予想を裏切る話の展開がされたこともあります。
主人公カフカの正体がかなり早期にバレてしまうというもので、これは確かにあまりない展開でした。
しかし主人公の秘密が序盤でバレるという展開に、むしろドキドキ感を奪われてしまったと感じた読者もいた様子・・・。
テンプレだろうとなかろうと批判のコメントは少なからず出てしまうようですが、これらの意見はあくまで少数派。
王道だからこそ楽しめる読者もたくさんいるので、一概にテンプレだからつまらないと決めつけるのは尚早です。
怪獣8号はテンポ悪いから打ち切りになった?
結論から言うと、「怪獣8号」打ち切りという事実は今のところ全くありません。
打ち切りの噂が出てしまった原因として、更新のテンポが悪いから、作者の過去作品で打ち切り経験があるから、の2点があげられます。
しかし「怪獣8号」はジャンププラスの中でも屈指の人気作品で、単行本の発行部数は国内で1000万部、世界で1100万部を更新!
ストーリーもまだまだ盛り上がり途中で、アニメ化による新規ファン獲得も予想されるため、今のところ打ち切りの心配はありません。
ただ、打ち切りが噂されてしまうほど更新のテンポが悪いというのは気になりますよね。
更新ペースの鈍化はアニメ化の影響もあるのでしょうか?
打ち切りの噂が出てしまった2つの理由を見ていきましょう!
怪獣8号の打ち切りの理由①休載が多い・更新ペースの鈍化?
「怪獣8号」は連載当初、毎週金曜日に最新話が更新されていました。
ところが2024年7月現在は隔週更新にペースダウンしています。
理由は単純で、漫画の描きため分が尽きてしまったから。
また2022年には新構想を練るためという理由で1か月近い休載をしていた時期も・・・。
当初毎週更新されていただけに、更新ペースががくんと落ちた上休載もあったので、「打ち切りになるのでは?」と読者が不安になってしまったようです。
たしかに、最新話の更新までに時間が空いてしまうとテンポが悪くなり読者が離れてしまうのも頷けます。
しかしジャンプ漫画では、作者の健康にも配慮して長寿作品は度々休載を挟むのはよくあること。
「怪獣8号」の場合は休載日には「怪獣百景」という描きおろしイラスト集が代わりに投稿され、物語は進まないまでもほぼ毎週更新と言ってもよさそうです。
また作者である松本直也先生は「3話書いたら1話休むくらいのペースで更新したい」とコメントしており、今ぐらいのペースが調度いいのかもしれませんね。
怪獣8号の打ち切りの理由①アニメ化の影響?
打ち切りが噂される原因となった更新ペースの低下には、アニメ化の影響もあると考えられます。
アニメは毎週1話更新されますが、漫画の進み具合との兼ね合いや打ち合わせなどで度々原作漫画の更新がストップすることがあるのです。
「怪獣8号」も例にもれず、アニメのための休載措置が取られることもあり、それが更新ペースの低下に拍車をかけてしまっている可能性は十分にあります。
ただアニメ化するということは、それだけ原作漫画の人気があるということであり、アニメ2期の制作発表も公式にされています。
そのため更新ペースは遅いかもしれませんが、原作が打ち切りになってしまうことはないはずです。
まとめ
「怪獣8号」がつまらなくなったと言われる噂の真相をお伝えしました。
大人気漫画でもいろいろな理由でつまらないと言われてしまうことがあるのですね。
また更新がテンポ悪いからと打ち切りの噂にまで発展してしまうのには驚きました。
「怪獣8号」の今後の展開はまだまだ未知数ですので、つまらなくなったと思って離れてしまった人も、もう一度読んでみると意外と面白さにハマるかもしれません。
ファン心理としてはテンポよく毎週更新してほしいと思ってしまいますが、作者の先生の健康は大事ですし、アイデアを練る時間も必要です。
公式から打ち切りの発表がない限りは、「更新テンポ悪いな」と思っても気長に待つようにしましょう♪
コメント